しかし、クレジットカードの計算方法は意外と知らない人が多いのです。
少々ややこしいのですが、ここではできるだけ簡単にご説明したいと思います。
たとえば、カードローンの年利20%の場合、単純に考えて1年間借りて途中返済しない場合の利息は元金の20%です。
30万円借りた場合: 30万円×20% = 6万円(1年間の利息)
(トータル36万円を支払う事になります)
現実には1年間返済しないということはありませんので、日割りで利息を計算することになります。
利息の計算はたくさん方法がありますが、ここでは一般的な方法を紹介します。
実質年利20%で30万円を借りて、一ヵ月後から毎月3万円を定額で返済するケースを想定してみましょう。
(1)30万円のカードローンを借りた場合の1ヵ月後の利息
30万円×20% ÷365(日)×30(日)=4,932円(30日分の利息です)
(2)カードローンの元金返済分
3万円(返済額)-4,932円(上記の30日分の利息)=25,068円(元金返済)
つまり、最初の月の支払い3万円のうち、25,068円が元金返済で、残りが利息返済ということになります。
次の返済のときは残額を基準に同様の計算をします。
借入残高:30万円−25,078円=274,922円
(1)274,922円の1ヶ月の利息
274,922×20%÷365(日)×30(日)=4,519円(30日分の利息です)
(2)元金返済分
3万円(返済額)-4,519(30日分の利息)=25,481円(元金返済)
ということで、3万円の支払いのうち、25,481円が元金返済、残りが利息返済となります。
このように、返済が進むにつれて返済総額に占める元金部分の割合が増えていきます。
この方式を元利均等返済といいます。
30万を毎月3万払えば10ヶ月で返済が終わると思ってしまう人がいますが、違うので注意です。
下表を参考にして下さい。
【カードローンの年利20%で30万を借りて毎月3万円返済するプラン】
| 支払回数 | 支払額 | 返済額 | 利息 | 支払残高 |
| 1 | 30,000 | 25,068 | 4,932 | 274,932 |
| 2 | 30,000 | 25,481 | 4,519 | 249,451 |
| 3 | 30,000 | 25,899 | 4,101 | 223,551 |
| 4 | 30,000 | 26,325 | 3,675 | 197,226 |
| 5 | 30,000 | 26,758 | 3,242 | 170,468 |
| 6 | 30,000 | 27,198 | 2,802 | 143,271 |
| 7 | 30,000 | 27,645 | 2,355 | 115,626 |
| 8 | 30,000 | 28,099 | 1,901 | 87,526 |
| 9 | 30,000 | 28,561 | 1,439 | 58,965 |
| 10 | 30,000 | 29,031 | 969 | 29,935 |
| 11 | 30,000 | 29,508 | 492 | 427 |
| 12 | 434 | 427 | 7 | 0 |
見ての通り12回支払になります。

